築40年のおうちをフルリノベーション

リノベーションを計画中の方へ、このブログが参考になればうれしいです。

なぜリノベーション?その2

古くて庭石だらけの家…

超がつくほど確かに安いけれど、家中リフォームして

お庭の巨大な石や木々を撤去するには相当かかりそう。

夜、ダンナが帰宅してから相談すると、

「え、買わへんの?」と意外そうに言われ、

「だって、すごい古いし石がすごいから、理想の家にするには

かなりの費用がかかるもん」と答えると、

「そんなん知れてるんじゃないの?見積もりとったら?」とのこと。

でも、リフォームや撤去の見積もりってすぐには出ません。

工務店によりますが、現地調査をして、どんなおうちにするか

細かい打ち合わせをして、それから最低でも1週間ほどはかかるようです。

そんなに時間がかかれば、その間にきっと売れてしまいます。

「じゃあ、買うしかないやん!」とダンナ。

慎重な意見を言うかと思いきや、あっさり購入をすすめるのです。

まぁ、自分がローンの審査に落ちたせいで私の気に入った家が

買えなかったことを気にしていたんでしょうね。

この古い家でも買ったら、あとは何とかなると思いたかったんでしょう。

けれど、私も戸建てに住みたい一心でしたので、

その言葉に乗ってしまい、翌朝、不動産屋さんが開くと同時に

「昨日のおうち買います!」と電話してしまったのでした。

 

家が決まったので、

まず知り合いの大工さんに見てもらいました。

「これは相当な費用がかかりますよ。1000万どころじゃないです。

建て替えたほうが絶対にいいです。とにかく古すぎます。」

そう言われてしまいました。

目の前が真っ暗になりました。

でも、立て替えるにはいくら安いところを探しても2500万はかかるのです。

無理です!そんなお金はありません!

それで、いろいろな工務店に相談しました。

すると、この家が築40年経過しているにしては傷みが少ないことが

分かってきて、リフォームすればかなり素敵なおうちになりそうだと

希望が見えてきたのです。

1981年に建築基準法が改定されたのですが、この家はそれ以前に

建てられた家です。

現在、旧基準で建てられた家の耐震診断や耐震工事に

関して補助金の制度があります。

その補助金でまず耐震工事をしてもらおうという計画になったのですが、

2016年度の補助金は予算を使い切り、終了していたのです。

2017年度分は4月から応募が始まります。

それまで、家は何も手入れできないまま、春を待ちました。

 

                               次回へ続く