理想の家 ( 外観編 )
私の好きなおうちは、やはり洋風の家です。
和風の家もそれなりに情緒はあるのですが、
現代の生活様式を考えると、洋風の家がおしゃれで
便利ではないでしょうか。
畳に正座するより椅子に座るほうが楽だし、
障子よりドアのほうが気密性が高い。
リクシルやパナソニックなどの浴室やトイレやキッチンは、
ほとんどが洋風なので、統一感もあります。
昔は和洋折衷みたいなものも流行ったようですが、
和か洋かはっきり決めたほうが、すっきりします。
20代の頃に旅行した時に見たイギリスのおうちが忘れられなくて、
「三角屋根の白い家に住みたい」という気持ちは
ずっと心のどこかにありました。
この町並み、素晴らしいですよね。
100年以上は経っていそうです。
新しい家でなくても全然構わない!と言うより
むしろ、時間を経ることによって醸し出された雰囲気のある家が
好みです。
築150年の住宅は日本にはほとんどありませんが、
海外では普通に売買や賃貸に出されています。
日本では梅雨の時期などに湿度が高い状態が続くので、
家が傷みやすいそうですが、
重要文化財に指定されている建物なら、築数百年というものもあります。
きちんと手入れをしてやれば、日本の木造住宅でも
それぐらいの寿命を保てるのですよね。
コンクリート造りにははっきりと耐用年数がありますが、
木造に関しては、万一どこかが傷めば、そこだけを取り替えるか
修繕できるので、寿命は延ばすことが可能なんだそうです。
そんな情報を得られましたので、築40年の物件でも大丈夫と
思い切って買うことができました。
これ、ちょっとイギリス風ではありませんか?
棒みたいな雑草がいっぱい茂っていますが(笑)
塀も家もきれいにリセットしたら、
「きっと素敵なおうちになる」
そう信じて、全財産をつぎ込みます!